フラッシュバックする瞬間

数年に1回かそこらしか無い話です。

僕には何人か師匠がおります。

僕の師匠の中で、他界したのは二人。

その師匠の口癖というのは、頭について離れませんし

その言葉自体が、商売の根っこになっています

そして極稀に、その言葉をお客様が仰ることがあるんです。

完全にフラッシュバックする瞬間です。

昨日もそんな事があって、非常に驚いた所でした。

「10代目女将の口癖を、お客様がおっしゃる」

本当に珍しい事なんですが。。。
まったく同じ言葉を、同じシチュエーションで
お客様がおっしゃったわけです。

本当に驚きました。

僕はスピリチュアルみたいな話はあまり好きじゃないので
自分からこういうことを言うことはあまりありませんが
その瞬間ばかりは、お客様の身体を狩りて
10代目女将が僕と話をしていたのかと思ってしまいました

商売の基本は人

誰しもわかっていることですが
商売でも営業でも何でも、基本は人です。

人は物を買うのではありません

人柄を買うからこそ、物が流通するわけです。
物だけ買うのならば、ネットだけで買えばいい話です。
日曜消費品ならまだしも、嗜好品となると話は別。
ドドのつまりは人なんです

人を買ってもらっているからこそ
商いをして頂けるわけです

では、

「人を売る」
「自分を売る」

ってどういうことなんでしょう

物を買う時代でなくなった

時代は昭和から平成になり
もはや、21世紀になりました

終戦後のもののない時代から
先輩たちは見事に日本を復活させました
ほんとうに素晴らしいことです

そして戦後70年で21世紀
今や世の中には、物があふれています
今までのような大量消費の世の中でなくなったということです

とはいっても経済を廻すために
商行為がなされていくわけですが
物を買う時代でなくなったのだと思います。

ここまでネットインフラが整備されて
ただ安く買うだけなら、ネットで買えば
明日にでも宅配業者さんが届けてくれます

なので、普通に物をおいていても
売れる世の中じゃなくなったし
着物から洋服というライフスタイルになった21世紀で
うちのような店は、大転換を迫られます

だからこそ、店の方針や理念が大事だし
「誰がコレをすすめているのか!?」
という、人の部分が大きく影響してくる世の中になったのだと
改めて再認識しているとことです。

先日、山形老舗料亭のご子息がおいでになられ
言い得て妙なフレーズがありました

布施さんのような業態の商品は

物自体の価値はもちろんの事

誰が薦めてくれたのかという

ヒューマンサービスが

非常に大事ですもんね

知識レベルの高い山形の老舗料亭のご子息が
とても上手にまとめて下さいました^^
あらためて、自分の店の強みと
本当に大切にするべきものを再確認する次第です

 

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