【山形で成人式を迎えるお嬢様に、布施弥七京染店が思い出作りをお手伝い】お母さんの振袖を来て成人式に行く場合、この方法は非常に有効です

最近は成人式のお母さんの振袖を着るという方のご来店がとても増えています。

成人式が終わったばかりのこの時期は、どうしても先人式絡みのしみ抜きの問合せや、成人式を控えている親御さんからのご来場・お問い合せが増える時期です。そんな中で最近増えて居るのが、お母さんの振袖を着る人。お母さんが若くなっているから起こる現象だと認識しています。さて、そんな中で専門性の高い記事です。

今回は、着物の仕立直しについて

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・やしち屋の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

最近の成人式開場を見ると、確かにお母さんの着物を着るお嬢様が増えてきています。思い出のタスキリレーみたいで本当に微笑ましく感じています。お母さんの着物を寸法あっているからそのまま着れるかどうかという問い合わせがありますが、正確には「X」です。着れないこと無いけど、出来れば仕立て直しをおすすめしています。その理由をお話します。

着物を縫ってある、糸の寿命は20〜25年

普段来ているワイシャツなどは
普段洗濯機やクリーニングに出して着て
だいたい2年位立ったらくたびれてきますね

着物の場合は、普段あんまり着てないから
そんなにそじるという事は少ないかと思いますが
着物の塗ってある糸の寿命というのがあります

一般的には縫ってから20〜25年ほど立っていると
縫い糸が大分疲れていることが多くあり
いわゆる仕立直しの時期になります

こういう手順で、仕立直します

着物で一番手っ取り早いリフレッシュ方法は
この洗い張りです

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着物の状態から全部解いて、カビも汚れも折り線もまとめて、綺麗に落とす方法です
コレをすると、まるっきり新品に生まれ変わります。
この洗い張りの手順を踏んで、仕立直します

また、人によってはこの段階で
若い時の色から変えちゃおうかなということで
染替という手段で、新しい着物に生まれ変わらせることもあります

スクリーンショット 2016-04-10 18.13.17

着物ってホント便利ですね〜
こうやって、昔のものを生き返らせえて
復活させることが出来るんですよ(^^)

とってもエコだな〜〜って思います
上記を踏まえて本日ご納品させて頂いた方が
お母さんの振袖を洗張りして仕立て直した方でした

お母さんとお嬢さんの身長差が12cmあって
その仕立直しは、プロの技が光りました!

お母さんの振袖にて成人式に出席される方が増えてきました
布施弥七京染店でも、非常に微笑ましい瞬間だなぁ〜と推奨している所です

そこで今回お見え頂きましたKさんご家族様
非常にスラっとしたご身長のあるお母様

素晴らしい加工で、高価な振袖をお持ちいただきましたが
なんとお嬢様のご身長は、178cm!!

わたくしよりもご身長があって
外国人モデルさんのような体型!
このお嬢様にお母様の振袖を着て頂くと
確実に着物の着丈が短くて、袖が短く、
裄が足りないという事は感じになっておりました。

という事で当方で承りまして
お母様の振袖をお召頂けるように
洗張りしてお仕立て直しさせて頂きました

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そうなんです

そのまま仕立てたら、身丈が足りないんです
という事でこんな風になりました!

身丈が足りなかったので、おはしょりの部分に隠れるように
布を剥いで足しました

通常の生地のままでは、身丈が足りずに
充分におはしょりを取ることが出来ませんでした
ですので、こうやって
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足し布をして、身丈を出しました
もちろん、帯のおはしょりで隠れる部分に
こうして細工するわけです

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身長が有るということは、
腕も長いので、必然的に身幅の部分も通常よりも出てくるわけです

充分に生地があっても、柄が描かれていなければ
希望通りの巾に出せないこともありますが
今回の着物はしっかりと反物の端まで柄が付いていたので
思う存分に裄を出すことが出来ました

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古くなった着物でも、こうすれば新しくなりますよ

きっと皆さんのタンスの中でも
着なくなった着物が随分あると思うのです

そんな方には、このお仕立て直しというのは
本当におすすめです!

また、こうやって仕立て直さなくても
そのまま染め変える方法もあります

また、こんな風に
スクリーンショット 2016-04-10 18.47.45
柄を足したり、地色をぼかしで染めてガラリと雰囲気を変えてみたり
買うだけじゃない着物を新しく再活用する方法が沢山あります

 

テクニカルな着物のお仕事を承るきもの相談会は、やしち屋山交ビル店&布施弥七京染店にていつでもご相談頂けますので、ぜひ気になるお品をお持ちの方にはタンスごとお持ちいただきたく思います(^^)来場予約 

皆さんの素敵な思い出つくりのために
ちょっとでも思い出つくりに寄与できれば嬉しいです。

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今日もお読み頂きありがとうございます
こちらは 山形で一番思い出に残る
きもの記念日をお届けするきもの専門店の
名物専務がお送りする、きものあれこれブログです
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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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