名物専務考察☆もう、着物屋なんて、だめでしょう?というおじさんからの気づき

おかげさまで楽しくお店をやってますが、こんなおじさんもいました。

着物屋さんはどんどん減っていく。
その昔、うちの本店の並びには、3軒の着物屋さんがありました。
時代の流れとともに、どんどん昔ながらの着物屋さんが減っていきます。
うちも今月から本店に店を集約しましたので、感じている事が多いです。
そんな中で思い出す、前にお会いしたおじさんの話です

もう、着物屋なんて、だめでしょう?

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

もう、着物屋なんて、だめでしょう?

80くらいのおじさんが一人でご来店
まぁ、非常に珍しいケースなので
いろいろ聞いてみようと思ったら
そのおじさんが、ぼくに

もう着物やあて、売れねべは〜
よう商売やってるね!

との事
非常に興味深いおじさんの出現に
つい色々と聞いてみました

実はこのおじさん自身が着物屋さんを
40年営んだ方でした

まぁ、一人で着物屋さんに入る男性というのは
非常に稀なもんですから
何かしらあると思ったら
なんと、同業者のおんちゃんでした

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さて、このおじさんの背景は
自身が着物屋さんを経営され30数年商いをして
御子息は着物屋さんを継がずに、不動産をはじめたそうです

そして、おじさんが言ったことに
非常に大きな学びがありました
自分自身の備忘録としても
書いてみたいと思います


お客様に、何を販売したのか?

おじさんが商売をしていた頃は
業界的に一番着物が売れていた頃の話です

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昭和55年がピークだったようですが
その頃に商売していたようです

会話の端々に出てくる単語は

「あの頃は売れたんだよ〜、もう着物はだめだな」

いやはや、ご意見されるわけでね〜
でもって、おじさんにご意見伺ってみました

「素晴らしい時期に商売されたんですね〜
て、一体、おじさんのお店では何を販売されたんですか」

と聞いてみました。
そしたら、出てくる出てくる
品物名の数々が、、、

う〜〜〜ん、、、、、
非常にジレンマというかもどかしさを感じました

主に商品を販売されていたんですね〜

まぁ、悪いことではありませんが
本質としてどうなんだろうな〜と思いながら
おじさんの話を聞いておりました


取引問屋さんとは、どう付き合ったのか

続きまして、問屋さんの話です

当時おじさんが付き合っていた問屋さんの話は
私も存じ上げるところが数店ありましたが
もう、8割以上の先が、問屋業をやめられたそうです

どういうお付き合いの仕方か聞けば
昔の付き合い方だったようです

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まぁ、詳細を申し上げることを控えますが
売れていた頃の問屋さんとの付き合いは
雑なおつきあいが多かったやの様に
聞いております

このおじさんの場合もそうでした

そして興味深かったのが

「昔付き合ってた問屋さんも、皆んなもうやめたよ。。。」

との事。
おかげさまでウチがお付き合いさせて頂いている問屋さんは
おかげさまで長くご商売をされております

おじさんの口からは
非常に懐かしい問屋さんの名前が
ポツポツと出てきました。


経営者が作るべきものは
一体何だったのか

このおじさんと話をして
一番自分自身の薬になったのがここです

おじさんが作るべきものは
一体何だったのでしょう?

きっと僕が今作るべきものは
このおじさんがつくるべきものだったと思い
非常に興味深くここを聞きました

おじさんの結論としては
いくつかの作るべきものを言っておりましたが
見識として呉服業界に絶望を感じていたので
おじさんの口から、僕の望む答えは出ませんでした

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僕が思うに

おじさんが作らなかったもので
僕が作るべきもの

それは

色々なものがあると思います

今の僕がこのおじさんと話して
作るべきだと思ったのは「仲間と組織」

これを作ることが
一番重要だよな〜と
改めて感じました。
永続的は繁栄を作るためには
スーパースター1人じゃ
続きませんからね。

長くなったので、明日に繰り越します。

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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