いよいよ始まるサッカーW杯2018☆日本のユニフォームはなんと、こんな素晴らしい文化が詰まっている

いよいよサッカーW杯2018が始まります!

4年に一回のお祭り!サッカーW杯が始まろうとしています。日本代表は直前の監督交代で大変な事になっていますが、最終調整を上手に計ってもらって、ぜひ予選の健闘を祈りたいと思います。そして今夜はなんと、親善試合ラスト!いよいよ本番前で、盛り上がってきていますね〜。今宵もサッカーW杯を控えた親善試合。きっとすごい視聴率になるんだろうな〜〜。その試合前に、こんな着物屋さん視点のブログを書いてみます。

サッカーW杯2018に出場する日本代表のユニフォームに隠された秘密

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・やしち屋の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

なんかいきなりかっこいい写真は、香川選手とジャパンブルーである藍染の甲冑サムライのツーショット。一瞬スターウォーズか、仮面ライダーを彷彿させる写真(笑)でも違います。サッカー日本代表のユニフォームです。今回のコンセプトは、藍染のサムライブルーとこぎん刺しのような模様。

藍染とは、日本古来の染色方法で、お侍さんの甲紐にも使われた事もあり「藍は褐色」と、非常に縁起の良い背景を持つ。だから、ユニフォームには最高の色なんだろうけどね〜。あ、もちろんユニフォームには化学染料だよね。そもそも

アイ あい色 
日本の藍は蓼藍(たであい)というタデ科の植物から染めたモノで
藍染めのための染料はタデ藍を発酵させて作る。藍玉を用いることが多い。

藍染めは名前のとおり藍色の染色を行うことができ、
色が褪せにくいという優れた特徴を持つ。
日本において江戸時代には多くの藍染めが行われた。
かつては阿波藩における生産が盛んであり、
現在でも徳島県の藍染めは全国的に有名である。

また藍染には防虫効果もあって、昔から木綿糸や絹糸に重宝してきた染色方法で。

本物ガチンコのしっかりした生地への藍染だと、100年たってもこんな風に素晴らしい色を放ちます。

このはんてんだと、200年もの時間を経過した逸品のようです。色も鮮やかなことに驚きますが、柄も斬新で驚きますね。

こちらも、メガトン級に素晴らしい逸品。

きっと素晴らしい豪商のうちで持っていた逸品だろうなぁ〜〜。重要文化財クラスの色使いと鮮やかさですね〜〜。藍染って、本当に素晴らしいんです。そして、模様のいわれはこんな感じです。

模様は、刺し子模様。notこぎん刺し。

想像以上にシンプルで、僕は好きだなぁ〜〜。
そう、この模様は、あれです。そう!着物フリークには、一発でわかるっしょ!

はい、このポツポツ☆

that’s 刺し子模様!

日本をレペゼンする、素晴らしいユニフォームができましたね〜〜(笑)僕は良いと思います。そもそもだけど、刺し子って、こういう事です。

刺し子とは
日本に古くから伝わる伝統的な刺しゅうで、藍色の布に白い糸で線を描くように刺しゅうするものです。その素朴で美しい技法は、庶民が日々暮らしていく上で生活の知恵から編み出されました。 刺し子が生まれたのは16世紀初頭までさかのぼり、今から500年ほど前の時代です。全国各地にこの技法を施したものが見られるため、その発祥の地は定かではありませんが、特に東北地方に伝わる刺し子が広く知られています。

このユニフォームも、刺し子模様です。そして、このちょい上だとこうなります

こぎん刺し(こぎん刺し)とは
弘前に伝わる刺し子の技法の一つである。 津軽地方では、野良着の事をこぎん(小布、小巾とも)と呼んだためこの名前がついた。 一般に青い麻布に白い木綿糸で刺す。
他の刺し子との違いは縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺すことである。

こんな刺し子・こぎん刺しの定義があって産地としてはこんな感じで、日本三大です。

これらが日本三大刺し子と呼ばれます

有名な日本三大産地といえば
青森県津軽の「こぎん刺し」
青森県南部の「南部菱刺し」
山形県庄内の「庄内刺し子」

そもそものルーツとしては、厳しい寒さを凌ぐために防寒、補強として、衣料に刺し子をしたことがその始まりと言われています。きっと、冬仕事で一針一針丁寧に刺した事でしょう。

でこちらは、メイドイン山形の逸品「こぎん刺し」の半纏。
いや〜〜、これはお洒落だなぁ〜☆

こんな素敵な商品が、まだ山形で作られてるってすごいですね〜〜
という事で、今から開催されるサッカーの試合を楽しみに待ちたいと思います☆

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。
趣味である音楽やDJは、1stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。
着物の動画も多数放出中で、山形の着物屋さんで最も有名なyoutuber着物屋さん。着物初心者に向け他ものや、着物のお手入れについて、着物の HOW TO動画を多数あげていますので、「布施弥七京染店 動画」で検索してみてください。
読書は、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitterも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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