着物屋さんはセンチじゃなくって「尺貫法」!合い口って何?

着物屋さんは、cm(センチメートル)を使わずに、尺が基準になってます。

そろばんとか、火鉢とか、炭とか
昭和まではメジャーだったんだろうけど、
最近は目にすることが減ってきましたね〜。

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

なくなっては居ないけど、すごくレアになってきているもの。
さっき描いた、そろばんとか火鉢とか炭とか。
他にもたくさんあるよなぁ〜。練炭。ベーゴマ。リヤカー。アンカー。カイロ。カセットテープ。VHS。
他にももっと、多いんだろうけど、着物業界的に言えば尺貫法もその一つ。

アメリカは、インチ・マイルという独自の基準を使っていますけど、世界的な基準はメートル法だよね〜。普通にセンチかメートル。当たり前かと思いますが、着物屋さんでは、尺貫法。しかも、「くじら」という単位と「かね」という、違う基準の尺が使われています。

着物屋さんは、未だに尺ってすごい


そもそもだけど、尺貫法って何って話です(笑)

尺貫法(しゃっかんほう)とは、長さ面積などの単位系の一つ。東アジアで広く使用されている。尺貫法という名称は、長さの単位に質量の単位にを基本の単位とすることによる。ただし、「貫」は日本独自の単位であり、したがって尺貫法という名称は日本独自のものである。尺貫法と言った場合、狭義には日本固有の単位系のみを指す。尺貫法に対し、中国固有の単位系は貫ではなく斤であるので尺斤法という。本項では、広義の尺貫法として、中国を発祥として東アジア一円で使われている、あるいは使われていた単位系について説明する。

21世紀で、畳屋さん、石屋さん、大工さんでも、尺は使われていますが、30cmという単位で使っている場合が多いですよね。シャクって聞くと一般的なのはそちらの方なんですね。というのも、日本の尺貫法には鯨尺(くじらじゃく)と金尺(かなじゃく)の2種類があります。 着物の寸法を計るときは鯨尺を使います。1寸=約3.788cmです。 一方、金尺は建築用のL字のものさしです。1寸=約3.03cmです。

一寸でも

くじら 3.78cm

かね  3.03cm

二種類あるってスゲ〜〜!(笑)基本的には、着物業界はくじらですが、稀にかねじゃくのところもあります。

なんで未だに尺、使ってるの?合い口って何?


そもそもですが、着物の反物を尺で作っています。cmに変換できますが、やはり尺をcmに変換していくと、若干のズレが出てくるんです。ここからは、仕立の知識と見識がある方には、もうこの時点でピンときてもらえるのですが、特に柄物の場合cmに変換していくと、合い口が繋がらなくなったりします。

※合い口【読み:あいくち】

着物の染めや柄付けのときに目印とするもの。訪問着や絵羽模様など、身頃の複数の布地にまたがる模様を描くときに、脇や衽の縫い目で柄を合わせた合わせ目のこと。途切れることなく描くことを「合い口をあわす」というそうです。

よじょうものをマイてみました

きもの屋さんになるためには、この作業が必須です。着物をたためるようになったあとは、反物を巻けるようにならないと、仕事になりません。久々に16メーターを巻いた時の動画です。きものやさんのイベントなどでは、この反物巻き選手権みたいなことが繰り広げられます(笑)

うちの店においでいただいたら、ぜひお客様も反物巻きにトライしませんか ^ ^

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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