反物から仕立てた浴衣は、寸法がドンピシャで着やすいんです。

いよいよ浴衣の季節が本番になってきました。
今回は、意外に知られていない
仕立上がりのゆかたと
お客様用にお誂えする浴衣の違いを
お知らせしてみようと思います。

こちらは着物を通して素敵な思い出作りをお手伝いをモットーする
布施弥七京染店専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)です。

最近は浴衣市場のうち
仕立上がりが8〜9割を締める昨今
反物から作るお誂えと、仕立上がりの違いが
明確に知られていないと思います。

ということで今回は、このお誂えと既製品の違いをお知らせします。

お誂えで仕立るとこんな違いがあるんです。


いまや世の中の8割り程度が既製品。
スーツだってそうだけどね。
そんなナカで、既製品とお誂えの大きな違いを
書いてみようと思います。

寸法がドンピシャで合うから、着やすい

当たり前のことですが、寸法がばっちり合います。
通常の仕立上がりは、身長163cmくらいの女性が着て
ドンピシャになるように作られています。

また、身幅にしてもしかりです。
バレーやバスケットをしていた
身長のある特殊体型の方には
既製品はちょっと辛いのよね〜。

チカラのかかるお尻に、補強布が敷いてある


どうしてもしょうがない話ですが
着物の場合は、おしりと膝の部分に負荷がかかります。

なので、どうしてもお尻の縫い目が痛みやすいんです。
ですが、一年だけ数回着るくらいだと何とも無いんでしょうけど
お誂えの場合は、長く着て頂く事を想定しまして
お尻の部分に、補強布を入れて、お仕立させて頂きます。

業界では、居敷当てと読んだりします。
コレがあると、大分お尻の部分に掛かる負荷が軽減します。
これも、お誂えの良い所ですね。

反物の柄が素敵に出るように、柄合わせしている


着物を着た時、何の毛無しに出てくる柄。
仕立て上がり場合は、すぐに柄が見えるからわかりやすいですが
反物から作る場合は、がらの配置を想像する力が必要になります。

お客様の好みに合わせて
なんとなく、こんなふうになるとイイなぁという
担当員の希望を伝票に書いて
仕立て屋さんに柄合わせしてもらいます。

今回作ったこの赤黒なんかは
まさしく仕立て屋さんが頭を痛める典型です(笑・汗)

偉くド派手な感じなので
仕立て方でイメージが大分変わります。

こんな風に作ったら面白いよなぁというこちらのイメージ
そのイメージした様に縫ってくれる力も
本当にすごいよなぁって思います。

ぜひ仕立ても着物のお手入れも、布施弥七京染店に任せてください

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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