山辺高校 × 中小企業家同友会山形支部の「地域探究コラボ授業」から見えた未来

最近、「探究」という言葉をよく耳にします。
でも、それが“本当に意味を持つ学び”になるには、
教室の中だけではなく、地域とつながる瞬間が必要なのかもしれません。
🏫 山辺高校の教室に、社長たちがやってきた

10月のある日、山形県立山辺高校・福祉科の教室で、
ちょっと特別な授業が行われました。
授業を担当したのは、なんと地域の企業人たち。
中小企業家同友会山形支部の会員企業の皆さんが“先生役”になり、
生徒と一緒に地域課題について考える探究の授業を実施しました。
テーマは、
「地域や学校・家庭などの課題を見つけ、
その本質を捉え、建設的に解決するにはどうすればいいか」
つまり、“誰かが決めた答え”を探すのではなく、
“自分たちの問い”から出発する学び。
それがこの授業の核心です。
💡 探究思考は、これからの時代に必要な力

変化の激しい時代、
正解を知っていることよりも、
問いを立てる力や考え続ける力が問われています。
AIが情報を生み出す時代だからこそ、
「なぜ?」「本当にそう?」と考える探究の思考が
人間らしい価値を生み出すのだと思います。
今回の授業では、まさにその「探究の種」がたくさん芽吹きました。
福祉科の生徒さんたちは、福祉・看護・調理といった専門分野を学びながら、
自分たちの身の回りにある課題を、
地域企業の視点を交えて掘り下げていきました。
🤝 地域企業と交わることで、学びが“社会化”する

学校だけで完結する授業ももちろん大切です。
でも、地域企業が関わると、学びの景色ががらりと変わります。
企業が持つ「リアルな現場」「社会との接点」は、
生徒の思考に“現実の重み”を与えてくれます。
そして高校生の“しなやかな発想”は、
企業にとっても刺激的なヒントになる。
まさに、学びが社会とつながる瞬間。
「探究×地域企業」という構図は、
これからの教育が進むべきひとつの形かもしれません。
🌱 若者の柔軟な思考が、地域の課題を動かす

福祉科の生徒たちは、
授業を通じて「地域のために何ができるか?」を考えました。
企業の方々とディスカッションを重ね、
自分の意見をまとめ、仲間と発表し、言語化して伝える。
実はこれ、社会人になっても難しいスキルです。
でも、高校のうちにその“体験”を持てたことが、
彼らにとって大きな財産になるはずです。
「柔軟な思考」こそ、地域を変える原動力。
若い感性が、固定観念に風穴を開ける。
その姿に、参加した大人たちも心を動かされました。
🎓 校長先生の言葉にこめられた“次のステップ”

授業後、高橋校長先生はこんな総評をくださいました。
「当学校は福祉・看護・調理と、実務経験を取得できる学校という強みがあります。
その一方で、こういった探究活動についての授業自体少なく、
中小企業家同友会の皆さんが先生役になって開催できたことは有意義でした。
生徒の発表も素晴らしかったです。
願わくばこの発表を、自分たちから企業にプレゼンし、
実際に課題が解決されるような形に昇華できたら、
皆さんの人生においてより有意義な学びになると思います。」
まさに“考える”から“行動する”へ。
探究の本質を射抜くコメントでした。
地域課題を「授業で終わらせない」。
自分たちの手で「次の一歩」を踏み出す。
その挑戦が、これからの教育の姿を照らしているように思います。
🌸 探究がつなぐ、学校・企業・地域の“新しい関係”

今回のコラボを通して強く感じたのは、
学校が地域とつながることの価値です。
生徒が地域を知り、企業が学校を知り、
お互いの“関係人口”が増えていく。
この関係性が続けば、学校は「地域の学び拠点」になり、
地域は「生徒の成長を応援する場」になる。
教育が地域を元気にし、
地域が教育を支える。
そんな好循環が、山形の地で少しずつ形になっています。
とりわけ今回はこちらの
校長高橋先生と教務主任の森谷先生から
非常に暖かく見守って頂き形になりました。
改めまして、厚く御礼申し上げますm(_ _)m
🚀 探究という火種を、地域に灯していこう

「考えること」と「動くこと」をつなげる。
それが、これからの時代に必要な学びです。
今回の取り組みが生んだたくさんの“seeds(種)”が、
これから地域のあちこちで芽を出すことを願ってやみません。
探究を通じて地域と出会い、
地域を通じて未来を描く。
その原点にあるのは、きっと――
“誰かのために考えたい”という優しさと好奇心。

山辺高校の生徒の皆さん、先生方、
そして中小企業家同友会山形支部の皆さん。
この素晴らしい学びの時間をありがとうございました。
✍️ 布施弥七京染店/和創事業
地域の「次の一手」を生み出すために。
伝統×革新×エシカルな共創をこれからも。
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