幻の伝統工芸
その昔、どこの地方都市でも「農家の冬仕事」として、自宅で養蚕して紬の機織りをしたり、白生地を織ったりしていたのですが、昭和に入ってからはその数も激減して来ました。山形の着物産地としては、最上地方の亀綾織・温海地区のしな織、そして置賜地区の置賜紬と、他県に比べては残っている方ですね。
こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。
最近は山形着物界屈指のyoutuberとしても有名な名物専務がおしらせします。
今日は山形の伝統工芸を紹介します
動山形県白鷹町にある「幻の伝統工芸品☆白鷹お召」を紹介しました!
糸を染める際に「板締め」という独特の手法で染色。
この白鷹お召の最も特徴的な部分が、この板締めです。
強撚糸(強くねじったお召用の絹糸)を板で挟んで、柄糸を染めます。
板で挟んで行く時に、しっかりと柄が合うように。
板を締めすぎて、柄糸を作り出す板が壊れないように。
締めがゆるすぎて、柄糸がぼやけないように。
まさしく職人の勘と経験による、熟練の技です。
言葉でいうよりも先程の動画をご覧頂いたほうがわかりやすいと思いますので、こちらをどうぞ。
雪国なのに、シャリ感の多いお召地である。
雪国の織物なので、通常本来は冬用の暖かい真綿紬系が多いのですが、何故かこの白鷹ではシャリ感と涼感のある白鷹お召が伝統的に作られてきました。時代背景としては、米沢方面同様に上杉鷹山公の養蚕奨励の頃からかとは思いますが、塩沢とも違う質感は白鷹お召独特の風合いです。
おかげさまで布施弥七京染店でも、常時地元の商品をご提案できるようにと、お店の商品として大切に扱っております。通常の反物と比べても非常に高価な白鷹お召ですので、そうボンボンと販売されるものではありませんが、このお品物の良さと、白鷹お召自体が持つ物語に共感して頂いた方に嫁がせてもらっています。
きちんと手で作られた商品には、温かみを感じますね〜☆
弥七きものチャンネルがお手伝いできる事
弥七として出来ることは
着物を着たいと思う方や
久しぶりに着物を着るけど心配な事がある人に
得意分野の
「着物を着る前」
「着物を着る時」
「着物を着た後」
のお手伝いを、精一杯させて頂きます。
なにかご不明な点があれば、何なりとお申し付け下さい
着物屋さんでも異色な動画が多い弥七きものチャンネル
着物屋さんの中では、随分SNS界隈を使ってきた専務だからこその発信力とコンテンツは、500本を超える動画がひしめいています(笑)スタートアップの100本程度の動画については、今見ると削除したいほどに稚拙ですが、最近はだいぶ情報として紹介できる程度に育ちました。
えてして着物やさんの動画は、商品紹介ばっかりになりがちですが、そこはさすがのブレーンを沢山持つ名物専務ならではのコネクション(笑)色々と教えてくれる人が多いから、面白い動画が多いです。
着物の動画は、お役立ち動画やハウツー動画を中心に
着物の動画の中心は
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