成人式の着付直しで、一番気をつけていること

成人式を控えた新成人の皆さん、おめでとうございます

かれこれ27年ほど前、僕は山形市のスポーツセンターで成人式をしました。その時は着物のことなんか何も分からずに、、、(笑・汗)で、袴の裾ふんだりなんだりで、ひどかったなぁ〜(汗)
その頃から比べると、今の時代は色んな情報が行き渡って、品行方正な成人式が各地で繰り広げられていますね。今日は成人式で毎年開催する着付お直しで注意していることをお伝えします。

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

成人式会場に、お直しコーナーを設置しています

着付直しは、総勢5人で開催。一番最初にうちの鈴木チーフと写真撮影したので、人員が一人にしか見えずすみません(笑・汗)

布施弥七京染店では、10数年前より、成人式会場でお客様の「着付けお直し隊」を派遣しております。午前8時位から着付けをしたお客様にとっては着付けしてすぐなんで心配薄いかも知れませんが、早朝5時前に振袖を着付けしたお客様にとっては、着崩れが非常に心配。という事で成人式会場に着付けお直し隊を派遣しています。おかげさまで、お客様にとっては良いサービスだねと、御好評頂いております。

そして3年前より、「着付けお直し隊」の場所を成人式会場であるスポーツセンター内部に設けさせてもらいました。また布施弥七京染店のお客様というだけでなく、着付けでなにかあった人のための「駆け込み場所」「緊急避難所」という場所として、新成人の皆さんに対して普く広くお手伝いさせてもらっています。

今までは自分の店のサービスだけだったので、ウチのお客様しかわかりませんでしたが、昨年よりオフィシャルで市役所さんから場所を借りて開催しているので、

「他店のお振袖で、他店で着付けされた方のお直し」

をさせてもらっています。コレが非常に勉強になるわけでして。そんな事を多く感じました。

着付けのクオリティが店によりマチマチ

自分の店の商品で、自分の店で着付けをさせてもらったお客様だと、非常に話は簡単。
大まかにですが
おはしょり具合と着丈具合をチェック
お嬢さんが苦しくないかをチェックしてあげると、だいたい大丈夫。
何かあったときのために、私の携帯電話をお知らせして、非常電話にしているものの、今年も電話が来たのは1件のみ。おかげさまで、大きなアクシデントもなく、事なきを得ました。

ですが、他店でご成約されて、存じ上げない美容室で着付けをされる場合だと、商品の背景や着付けの良し悪しを全く知ることなく「はい、直して下さい」という感じになるので、これはナカナカ(笑・汗)だからこそ勉強になって面白いんです。

  • 大きく寸法が違うものを着ていて、着付けの直しが必要な場合
  • 着物の腰ひもが弱くて着崩れ始めた場合
  • 帯締めの素材が正絹でなく解けてきた場合
  • そもそもの着付けのクオリティに問題がある場合
  • 補正が充分でなく、衿元に修正が必要な場合
  • 着慣れていない振袖姿に苦しさを感じる場合
  • 袋帯が解けてきた場合

と、理由は様々ですが、そもそもで振袖の着付けに慣れている着付さんと、そうでない人の着付さんでは、お嬢様の出来上がりに大きく差が出てきます。一生に一回の成人式だからこそ、お嬢様とご家族様にはいい思い出を持っていてほしいし何かあった時のためにということで、着付けお直し隊を派遣しています。

そして最も着付直しで気をつけていることは「言葉使い」

【当日は、言葉使いに一番気をつけます】

お直しする式当日、実はココが一番気にしていて気をつけている部分です。

自分の店のお客様だと「弥七です!さっきのお支度会場ではどうも!きつくない!?」
と話しかけられますが、弊店以外のお客様にお声がけする場合です。結論から言うと、お嬢様・ご家族様&お支度してくれた方へ、無作法にならないように、気を悪くされないようにお声がけしています。
みんな一生懸命お支度してくれて会場に集いますとにかく、主役のお嬢様が気分良くなるようにまた、お嬢様のご家族様やお支度された方が気を悪くされない声がけでお直しのお手伝いをしています

新成人の皆さんへ素敵な思い出つくりのため、ちょっとでも寄与できれば嬉しいです。

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。
趣味である音楽やDJは、1stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。
着物の動画も多数放出中で、山形の着物屋さんで最も有名なyoutuber着物屋さん。着物初心者に向け他ものや、着物のお手入れについて、着物の HOW TO動画を多数あげていますので、「布施弥七京染店 動画」で検索してみてください。
読書は、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitterも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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