意外と簡単に出来ちゃう☆着物の染替えについて

この時期虫干しをしたお客様がご来店頂くことが多いんです。
タンスを開けたら記憶にないシミという事で、結構驚いてご来店頂くんですけど、改めてタンスの着物を虫干しすることって大事だなぁ〜って(笑)で、昨日のお客様のお問合わせから書いてみようと思います。

着物の染替えって、無地しか出来ないんじゃないの!?

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

当店では定期的に着物のお手入れキャンペーンを行っていますが、年に2回大々的に開催します。この時によく注文いただく二つのコースがあります。今日はこの二つについてお伝えしてみようと思います。

一つ目は、着物の洗い張りと仕立て直しです。

色無地やこもん・紬などの着物について、仕立ててから20年以上経過したものを、新しく新品同様にリボーンするのがこの洗い張りと仕立て直しです。前にもお伝えした通り、着物の縫い糸には20年から30年の寿命があります。生地は十分力があっても、縫い糸の寿命がそれくらいの時間で終了するということです。特に日常的によくお召しいただく紬などについては、利用頻度が高ければ高いほど縫い糸の消耗も早くなっていきます。このキャンペーンでは、洗い張りと仕立て直しを特別金額で設定し大変お得にできるため、この注文が増えます。

二つ目めが今回の紹介の動画の件です。

1 お持ちの着物の地色が派手になった場合

2 着物の色をガラリと変えて雰囲気を変えたい場合

3  着物に細かい汚れがたくさん付いていて、このままでは着用しづらいため、濃い色に染め変えてカモフラージュしたい場合

大きくこんな場合に、染め替えを承ります。いずれの方法も、といて洗い張りし、染め替えする方法が八割ですが、最近では仕立て上がった状態のままドボンと染め替えする場合もあります。当然コストとしては、仕立て上がったままドボンと染めた方が安いですが、裏地まで染まってしまうことや若干寸法が縮んでしまうことがあるリスクなどを考えると、着物屋としては磨いて洗い張りして染替える事をお勧めします。

先日お預かりしたお客様の色無地は、裏地ののりやけが進み、 染みのドット柄のようになっていました。そのお着物を染め替えでお預かりして、今までの上品なクリーム色から、鉄色に染め替えることに決まりました。こうなると、ほぼほぼ前のドット柄が沈んで、新しい生き物に生まれ変わります。

きっと皆さんのタンスの中にも、大小の温度差はあれど、着物のお手入れについて相談したいものがあるかと思います。メールでも電話でも結構ですので、気軽に問い合わせてみてください。

着物に関する相談をオンラインでお答えしています

コロナウイルス以降、オンラインでのやり取りに抵抗がなくなった昨今。着物屋さんへの問い合わせもオンライン系が増えてきました。無論今まで通りの電話からご来店の流れはもちろんありますが、若い人のなかで、YouTubeで検索してオンラインでの相談お申込みというのが、新しい潮流になってきているようです。こちらも絶賛受付中ですので、お申込みくださいませ☆

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まずはお気軽にこちらからオンライン着物お手入れ相談の申込みをどうぞ

オンライン着物お手入れ相談会のお申込み手順は以下のとおりです

1 ここから相談申し込みを入れる

2 こちらからメールでの返信をする

3 オンライン着物お手入れ相談を行い、お客様のお困りごとを解決できるお手伝い

4 お手入れお直しについての見積もりをお伝えする

以上のような流れになります。

いずれの仕事も、お客様に仕事の行程と期間・金額を提示して、ご納得いただけた場合にのみ、仕事を承りますので、お気軽にご相談下さい。また、当店でご用命頂いた商品でなくても、全く気にせずにお出し下さい。まずは見積もり金額をお出しして、ご了解いただいてからの仕事なので、頼む方も安心です。お気軽にお問い合わせ下さい。

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名物専務がお送りする、きものあれこれブログです
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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。
趣味である音楽やDJは、1stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。
着物の動画も多数放出中で、山形の着物屋さんで最も有名なyoutuber着物屋さん。着物初心者に向け他ものや、着物のお手入れについて、着物の HOW TO動画を多数あげていますので、「布施弥七京染店 動画」で検索してみてください。
読書は、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitterも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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