着物屋さんのなかで、商品ってどうやって勉強するの?
最近、そんな質問を受けたことがありました
そうですよね〜〜。着物の商品の勉強って、難しそうですよね〜。
弥七では、こんな風に商品を勉強してます
こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・やしち屋の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。
弊店では、定期的に商品研修会を行います。
着物屋さんとして知ってなきゃいけないことを浸透させるために、
最低月に一回行い、自己研鑽の会にしています。
でなきゃ、きもの専門店とか、言ってられないですからね〜
では、日本で古来からある染の染料って何だろう?
いきなりこんなこと言われても分からんわ!って話ですが
さて日本古来の染め物といえばコチラ
アカネ あかね色
アカネ科の多年草つる草の根から赤い染料が取れる。
ウコン うこん色
ショウガ科の一種の根茎から黄色の染料が取れる。カレーの黄色はこれ
クチナシ くちなし色
アカネ科のクチナシの実から黄色の染料が取れる。食品の着色にも使う
キハダ きはだ色
ミカン科の落葉高木、樹皮の内皮から黄色の染料がとれる。
クワ くわ染め
桑の木の根や樹皮を煎じ灰汁で染めた黄褐色。桑は養蚕のために栽培される
ベニバナ 紅染め
キク科のベニバナの花から赤い染料が取れる。
と、色々ありますが
最も歴史と意味合いの深い染め物と言えば
伝統の意味合いも見識も深い藍染でしょうね〜

この写真の藍は、なんと200年以上前に使われていた
綿で作られた半纏です。すごい存在感ですね〜〜
アイ あい色
日本の藍は蓼藍(たであい)というタデ科の植物から染めたモノで
藍染めのための染料はタデ藍を発酵させて作る。藍玉を用いることが多い。藍染めは名前のとおり藍色の染色を行うことができ、
色が褪せにくいという優れた特徴を持つ。
日本において江戸時代には多くの藍染めが行われた。
かつては阿波藩における生産が盛んであり、
現在でも徳島県の藍染めは全国的に有名である。
特に、お侍さんの甲紐にも使われた事もあり
「藍は褐色」と、非常に縁起の良い背景を持ちます。
また、藍染には防虫効果もあって
昔から木綿糸や絹糸に重宝してきた染色方法です。

藍染は繊維に染料を浸透させるため
一回二回では染料が浸透しません。
幾度となく重ねて染めることから
近年では、非常に貴重な物の例えにもなっています
日本古来の文化として
ここまで深い歴史と
庶民や高貴な方から
幅広く愛着を持っている染め物も
非常に少ないと思います。

ジーンズの藍色は化学染料ですが、
完全に天然の藍染は、非常に貴重になってきています。
弊店にも藍染がありますので
ぜひ手にとって藍色の深さを体験してみて下さいね。
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