「知らないとヤバい!!」着物を濡らした時、絶対やっちゃだめな3つのポイント!!

着物初心者必見!着物が濡れた時に絶対やってはいけない3つのこと

着物を着ることは、日本の伝統文化を身近に感じる素晴らしい体験です。美しい柄や上品なシルエットに心が躍りますよね。しかし、着物を着ている時に予期せず雨に降られたり、飲み物をこぼしてしまったりして、着物が濡れてしまうことがあります。そんな時、慌てて間違った対処をしてしまうと、着物を傷めたり、取り返しのつかないダメージを与えてしまうことも。今回は、着物初心者の皆さんに向けて、着物が濡れた時に絶対にやってはいけない3つのポイントをご紹介します。これを知っておけば、大切な着物を守るための第一歩が踏み出せます!

1. 濡れた部分をこすらない

着物が濡れてしまった時、ついやってしまいがちなのが「濡れた部分をタオルやハンカチでゴシゴシこする」こと。シミや汚れを落とそうとして、つい力を入れてしまう気持ちはわかります。でも、これは絶対にNG!なぜなら、着物の生地は非常にデリケートで、こすることで繊維が傷んでしまうからです。

特に、絹でできた着物は摩擦に弱く、こすると表面が毛羽立ったり、色落ちしたりすることがあります。また、濡れている状態では生地が普段よりも弱くなっているため、ちょっとした力でもダメージが広がるリスクが。さらに、汚れをこすることで繊維の奥に押し込んでしまい、かえってシミが落ちにくくなることもあります。

正しい対処法

濡れた部分は、清潔なタオルやハンカチで軽く押さえるようにして水分を吸い取るのが正しい方法です。力を入れず、ポンポンと優しく叩くイメージで。こうすることで、生地を傷めずに余分な水分を取り除けます。その後、できるだけ早く専門のクリーニング店に相談しましょう。自分で無理に汚れを落とそうとせず、プロに任せるのが安心です。

2. ドライヤーやヒーターで乾かさない

「濡れた着物を早く乾かしたい!」と思って、ドライヤーやヒーターを使って乾かそうとするのも、初心者がやりがちなミスです。しかし、これも絶対に避けるべき行動です。熱を加えると、着物の生地が縮んだり、色が変色したりする可能性があるからです。

着物の生地、特に絹やウールは熱に敏感です。ドライヤーの高温な風を当てると、生地が縮んでシワになったり、元の形が崩れてしまうことがあります。また、熱によって染料が反応し、色あせや変色の原因になることも。せっかくの美しい着物が台無しになってしまうのは、悲しいですよね。

正しい対処法

濡れた着物は、風通しの良い場所で自然乾燥させるのがベストです。直射日光や暖房器具の近くは避け、涼しくて湿気の少ない場所に吊るして乾かしましょう。ハンガーにかける際は、着物専用のハンガーを使うか、肩の部分にタオルを巻いて型崩れを防ぐと良いでしょう。急いで乾かしたい気持ちをぐっと抑えて、ゆっくり丁寧に扱うことが大切です。

3. 濡れたまましまわない

最後に、絶対にやってはいけないのが、濡れたままの着物を畳んでしまったり、クローゼットにしまってしまうことです。濡れた状態で放置すると、カビや臭いの原因になり、着物に深刻なダメージを与えます。

着物は湿気に弱く、特に絹やウールは水分を吸収しやすい素材です。濡れたまま密閉された空間に置くと、湿気がこもってカビが生えやすくなります。カビは一度生えると取り除くのが難しく、着物の価値を大きく下げてしまうことも。また、湿気による臭いが染みつくと、クリーニングでも完全には取れない場合があります。

正しい対処法

着物が濡れたら、まず水分を軽く吸い取った後、風通しの良い場所で完全に乾かすことが重要です。乾いたことを確認してから、丁寧に畳んで通気性の良い桐のタンスや専用の収納ケースにしまいましょう。もしシミや汚れが気になる場合は、乾いてからすぐに専門店に相談してください。濡れたまま放置することは、着物にとって最悪の敵だと覚えておきましょう。

初心者でもできる!着物を守るための心構え

着物が濡れてしまった時、焦ってしまうのは誰しも同じ。でも、慌てず冷静に対処することが、着物を長く美しく保つ秘訣です。以下のポイントを心に留めておけば、初心者でも安心して着物を楽しめます。

  • 専門家に相談する習慣を:シミや汚れ、濡れた着物の扱いに迷ったら、すぐに着物専門のクリーニング店や呉服店に相談しましょう。無理に自分で対処しようとすると、かえって状態を悪化させることも。
  • 事前準備が大切:外出時に雨が予想される場合は、着物用のレインコートや草履カバーを持参するなど、濡れないための予防策を考えておくと安心です。
  • 着物を愛する気持ちを忘れずに:着物は手間がかかる分、丁寧に扱うことで愛着が深まります。ちょっとしたミスを防ぐためにも、日頃から着物の特性を学んでおくと良いですね。

まとめ

着物が濡れてしまった時にやってはいけない3つのポイント、いかがでしたか?「こすらない」「ドライヤーで乾かさない」「濡れたまましまわない」――この3つをしっかり覚えておけば、万が一の時にも慌てずに対処できます。着物は日本の誇る美しい文化遺産。初心者だからこそ、丁寧に扱って長く楽しみたいですよね。大切な着物を守るために、今回のポイントをぜひ実践してみてください!

もし着物のケアについてもっと知りたい、または他の着物初心者向けのアドバイスが欲しいという方は、ぜひコメントや質問を!一緒に着物の魅力を深めていきましょう。

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