高校生の突飛なアイデアとファシリテーションの力:正解のない学びの価値

最近、中小企業家同友会山形支部の活動で、高校生と一緒にアイデアを出し合う機会が増えています。特に今回は、「令和のてらこやミキティ」こと工藤美季さんと、惺山高等学校2年生の奥山秀行先生のクラスに“名物専務”として突撃してきました! 探究授業の一環として、ホワイトボードミーティングというメソッドを用いた90分の授業を実施。高校生たちにファシリテーションのスキルを伝えつつ、正解のない問いに向き合う力を養ってもらう貴重な時間となりました。この経験を通じて感じたのは、「学びとは、教科書の中の正解を探すだけではなく、一生使えるスキルを磨くこと、そして自由な発想を恐れずに発信することの大切さ」です。
正解のない問いに仮説を立てる重要性

現代社会は、複雑で予測不可能な課題に溢れています。そんな中で、「正しい答え」が一つしかない問題は少なく、むしろ正解がない問いに向き合う機会が増えています。今回の授業では、高校生たちに「地域の課題を解決するアイデア」をテーマに、自由にアイデアを出し合ってもらいました。私が投げかけたのは、ざっくりとしたヒントや「雑なパス」だけ。それでも、彼らは驚くほど柔軟で斬新な発想を次々と披露してくれました。例えば、地域の観光資源を活用したユニークなイベント案や、若者が地元に残りたくなるようなコミュニティづくりの提案など、大人でも思いつかないようなアイデアが飛び交いました。
この経験から改めて感じたのは、正解のない問いに仮説を立て、試行錯誤しながら答えを探していくプロセスが、どれほど重要かということです。教科書に載っている「○か×か」のテストも大切ですが、実際の社会では、課題に対して自分なりの仮説を立て、解決策を創造する力が求められます。高校生たちの自由な発想は、大人である私たちにも大きな刺激を与えてくれました。彼らのアイデアは、時に突飛で予測不可能でしたが、それが逆に新鮮で、ビジネスの現場でも参考になる視点が多かったのです。
間違いを恐れず発信する学びの価値

授業の後半、ホワイトボードミーティングを通じてアイデアを出し合う中で、印象的だったのは高校生たちの「発信する勇気」です。最初は遠慮がちだった生徒も、ファシリテーションを通じて場が温まると、積極的に意見を出し始めました。時には「そんなの無理じゃない?」と思えるような突飛なアイデアも飛び出しましたが、それが議論をさらに深めるきっかけになりました。間違いを恐れず、自分の考えを言葉にすること。それが学びの第一歩であり、成長の鍵だと感じます。
これからの時代、情報が溢れ、変化が激しい中で、「完璧な答え」を待っていては前に進めません。むしろ、仮説を立て、発信し、フィードバックを受けながら改善していく姿勢が重要です。高校生たちを見ていて、彼らがその姿勢を自然に実践している姿に感動しました。この学びのスタイルは、学校だけでなく、社会に出てからも大いに役立つはずです。
ファシリテーション:一生使えるスキル

今回の授業で取り入れたホワイトボードミーティングは、ファシリテーションのスキルを学ぶ絶好の機会でした。ファシリテーションとは、単に会議を進行する技術ではなく、参加者の意見を引き出し、議論を整理し、チーム全体で新たな価値を生み出すスキルです。私自身、生徒たちと一緒に授業を受けながら、「これは学びというより、一生使えるスキルだ」と実感しました。
例えば、ファシリテーションを通じて、誰かが発した小さなアイデアを他の人が拾い、発展させる瞬間が見られました。こうしたプロセスは、ビジネスやコミュニティ活動、さらには日常生活でも応用可能です。高校生のうちにこのスキルを身につけることは、彼らが将来、どんな場面でもリーダーシップを発揮し、協働する力になるでしょう。
高校生のアイデアが大人に刺さる理由

授業を終えて特に印象的だったのは、高校生たちのアイデアが大人に大きなインパクトを与える理由です。彼らの視点は、経験や常識に縛られていない分、自由で大胆。地域課題に対する彼らの提案は、時に「そんな発想があったか!」と驚かされるものばかりでした。例えば、SNSを活用した地元PRのアイデアや、若者と高齢者が交流できるイベントの提案など、既存の枠にとらわれない発想は、大人にとって新鮮な気づきを与えてくれます。
この経験から、若い世代の声をもっと積極的に取り入れるべきだと感じました。彼らの突飛なアイデアは、時に荒削りでも、ビジネスの現場や地域活性化のヒントになる可能性を秘めています。
次はあなたの学校へ!

今回の授業を通じて、改めて「学び」の多様性と可能性を感じました。正解のない問いに向き合い、間違いを恐れず発信し、ファシリテーションを通じて協働する力。これらは、教科書だけでは学べない、一生もののスキルです。次はあなたの学校に、私たち「名物専務」チームが出没するかもしれません! その時は、ぜひ温かく迎えてください(笑)。
最後に、工藤美季さん、奥山秀行先生、そして素晴らしいアイデアを披露してくれた惺山高校の生徒の皆さんに心から感謝を伝えたいと思います。このご縁を大切に、これからも若い世代と一緒に未来を創っていきたいです!
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