「思い出作りのお手伝い」から思う。成人式会場に設置した「着付お直しコーナー」から感じたこと。

昨日今日と成人式を控えた新成人の皆さん、おめでとうございます

かれこれ26年ほど前、僕は山形市のスポーツセンターで成人式をしました。その時は着物のことなんか何も分からずに、、、(笑・汗)で、袴の裾ふんだりなんだりで、ひどかったなぁ〜(汗)
その頃から比べると、今の時代は色んな情報が行き渡って、品行方正な成人式が各地で繰り広げられていますね。今日は山形市の成人式から感じたことを書いてみたいと思います。

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

46歳にもなって、毎年成人式会場に足を運んでいる痛いおっさんこと、名物専務。毎年行くからこそわかることもあって、感じることもあるよなぁと思いながら。弊店でも当日は、成人式に向けた着付け会場をスポーツセンター近くに設けてありますが、私と着付けスタッフとヘアスタッフさんで、このコーナーへと向かいます。昨年からは、山形市オフィシャルの場所として着付け直しを設けてもらい、おかげさまで良い活動だなぁと感じています。今日は、成人式の感想を書いてみました。

今年の成人式で感じたことはこんな事

私は毎年成人式会場に行きますので、昨年と変わった点というのが見えてきます。オープニングのアトラクションを含めて、開催について実行委員さんにて開催しています。

「荒れた成人式」という時代がありましたが、その頃から実行委員制度になったと記憶しています。そして記念品は定番の平清水焼き。記念品の袋も定番のエンジ赤と、安定の山形市。ペットボトルのふたや、書き損じのハガキも募集しておりました。そして今回僕が感じたことはこんな事です。

  • 非常に天気が良くてよかったです
  • 草履カバーが必要ないような足もとでした
  • 駐車場からのアクセスが良くなった
  • 着付け直しのアナウンスがいまいち不十分だった
  • 新成人の皆さんは、開催前の10時45分には、もう会場にすんなり入られた(これは近年稀に見る光景)
  • 会場の親御さんシートが、今まで以上にお客様多めだった
  • 着付けの勉強が出来た

書こうとするともうちょっと出てきますが、
上記の最下段「着付け」について、詳しく書いてみようと思います。

成人式会場に、お直しコーナーを設置しています

着付直しは、総勢5人で開催。一番最初にうちの鈴木チーフと写真撮影したので、人員が一人にしか見えずすみません(笑・汗)

布施弥七京染店では、10数年前より、成人式会場でお客様の「着付けお直し隊」を派遣しております。午前8時位から着付けをしたお客様にとっては着付けしてすぐなんで心配薄いかも知れませんが、早朝5時前に振袖を着付けしたお客様にとっては、着崩れが非常に心配。という事で成人式会場に着付けお直し隊を派遣しています。おかげさまで、お客様にとっては良いサービスだねと、御好評頂いております。

そして昨年より、「着付けお直し隊」の場所を成人式会場であるスポーツセンター内部に設けさせてもらいました。また布施弥七京染店のお客様というだけでなく、着付けでなにかあった人のための「駆け込み場所」「緊急避難所」という場所として、新成人の皆さんに対して普く広くお手伝いさせてもらっています。

今までは自分の店のサービスだけだったので、ウチのお客様しかわかりませんでしたが、昨年よりオフィシャルで市役所さんから場所を借りて開催しているので、

「他店のお振袖で、他店で着付けされた方のお直し」

をさせてもらっています。コレが非常に勉強になるわけでして。そんな事を多く感じました。

着付けのクオリティが店によりマチマチ

自分の店の商品で、自分の店で着付けをさせてもらったお客様だと、非常に話は簡単。
大まかにですが
おはしょり具合と着丈具合をチェック
お嬢さんが苦しくないかをチェックしてあげると、だいたい大丈夫。
何かあったときのために、私の携帯電話をお知らせして、非常電話にしているものの、今年も電話が来たのはゼロ。おかげさまで、大きなアクシデントを含め、事なきを得ました。

ですが、他店でご成約されて、存じ上げない美容室で着付けをされる場合だと、商品の背景や着付けの良し悪しを全く知ることなく「はい、直して下さい」という感じになるので、これはナカナカ(笑・汗)だからこそ勉強になって面白いんです。

  • 大きく寸法が違うものを着ていて、着付けの直しが必要な場合
  • 着物の腰ひもが弱くて着崩れ始めた場合
  • 帯締めの素材が正絹でなく解けてきた場合
  • そもそもの着付けのクオリティに問題がある場合
  • 補正が充分でなく、衿元に修正が必要な場合
  • 着慣れていない振袖姿に苦しさを感じる場合
  • 袋帯が解けてきた場合

と、理由は様々ですが、そもそもで振袖の着付けに慣れている着付さんと、そうでない人の着付さんでは、お嬢様の出来上がりに大きく差が出てきます。一生に一回の成人式だからこそ、お嬢様とご家族様にはいい思い出を持っていてほしいし何かあった時のためにということで、着付けお直し隊を派遣しています。

来年に向けて必要なことは?

まずは、普く広く「着付けお直し隊」の存在が知られていないことが一番の問題だったと思います。なので、おおくの新成人の皆さんに「着付けお直し隊」の存在と有効利用をしてもらうために「のぼり旗」を作らなきゃ無いなぁと思いました。

またもう一点としては、着付け全体のクオリティを上げるための活動や、着崩れのためのチェックポイントなどをお知らせすること。コレについては、弊店のブログで「失敗しない振袖の着こなし」という事で、成人式の前にブログを上げるのですが、まだまだ周知徹底されていません。

しかし、さすがの京都市などでは、市のホームページ内に「振袖の着こなしページ」が出てきます。だいたい7つくらいのチェックポイントが有って、困った時のインデックスになってくれています。

こういうページを、きちんと作って周知できれば、着崩れするようなことを防げると思っています。まぁ、どこまでやるとか、誰がやるとかいう問題は出てきますが、こういう小マメな対応ができる地域というのは、スゴいと思うんです。

新成人の皆さんへ素敵な思い出つくりのため、ちょっとでも寄与できれば嬉しいです。

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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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