〜作法より大切な「おもてなしの心」とは〜
「お茶の出し方って、ちゃんとした形があるんでしょ?」
そう思って調べてみると、出てくるのは「お盆の置き方」「布巾で拭く順番」「茶托の向き」……細かいルールのオンパレード。気づけば、作法を覚えることが目的になってしまっている、なんてことはありませんか?名物専務こと布施将英(@meibutsu_senmu)が、今日はちょっと違う角度から「お茶の出し方」についてお伝えします。
🔶 作法より先に、「心」がある

お茶の出し方に限らず、日本のお作法というのは不思議なもので、
勉強すればするほど「型」に縛られていく感覚があります。
お盆はこう持って、布巾でそこを拭いてから、茶托はこの向きで、両手で差し出して……。
確かに、それは美しい所作です。でも、そのすべてを完璧にこなしながら、心の中で「次は何をするんだっけ?」と焦っていたとしたら、どうでしょう?
お客様には、案外伝わるものです。所作の美しさより、「ようこそいらっしゃいました」という気持ちが、ちゃんと届いているかどうか。それが、おもてなしの本質だと名物専務は考えています。
🔶 着物との共通点 TPOより大切なもの

実はこれ、着物の世界にも全く同じことが言えます。
着物を着るとき、「この場にはこの格の着物じゃないといけない」「帯の結び方はこれが正しい」「この季節にこの柄はNG」……TPOや決まりごとを覚えることに必死になりすぎて、着物を着る喜びを忘れてしまう方が少なくありません。
でも本来、着物もお茶の作法も、その根っこにあるのは「相手を思いやる心」「その場を大切にする気持ち」です。形から入ることは決して悪いことではありません。ただ、形を覚えた先に「心」がなければ、それはただのパフォーマンスになってしまう。布施弥七京染店が着物を通してお伝えしたいのも、まさにこの部分です。
🔶 「着る前・着るとき・着た後」と同じ おもてなしも3ステップで考える

名物専務がよくお伝えする着物ライフの3ステップ「着る前・着るとき・着た後」は、お茶の出し方にも応用できます。
【お迎えする前】準備の心がおもてなしの始まり
お客様がいらっしゃる前に、お茶の準備を整えておくこと。これは単なる段取りではなく、「あなたのためにちゃんと準備しました」という気持ちの表れです。お湯の温度、茶葉の量、茶器の清潔さ。細部への気配りが、おもてなしの質を決めます。
【お客様がいらっしゃるとき】笑顔と言葉が最高の作法
お茶をお出しするとき、何より大切なのは表情と言葉です。「どうぞ、ごゆっくりおくつろぎください」のひと言が、どんな完璧な所作よりも心を温めます。お盆の置き方や布巾の使い方は、その後でいい。まず気持ちを届けることが最優先です。
【お客様がお帰りになった後】余韻もおもてなしのうち
お見送りの丁寧さも、おもてなしの一部です。「また来てよかった」と思っていただけるかどうかは、最後の印象で決まることも多い。玄関先まで出てお見送りする、お帰りになるまで頭を下げる。こういった心遣いが、次のご縁につながります。
🔶 着物で人をお迎えする、という選択肢

少し話が広がりますが、大切なお客様をお迎えするとき、着物でお出迎えするというのも素晴らしいおもてなしのかたちです。
洋服よりも、ずっと「特別感」が伝わります。「あなたのためにきちんと装いました」というメッセージが、言葉よりも雄弁に伝わるのが着物の力です。
もちろん、着物を着こなすための小物の準備や着付けの知識も必要ですが、布施弥七京染店ではそういったご相談も丸ごとお受けしています。「お客様をお迎えするから着物を着たい」「でも何を揃えればいいかわからない」そんな方も、ぜひお気軽にご相談ください。
🔶 まとめ 作法は「心」を届けるための道具

お茶の出し方も、着物の着こなしも、突き詰めれば同じところへたどり着きます。
形は、心を届けるための道具に過ぎない。
完璧な所作でなくていい。まず「ようこそいらっしゃいました」という気持ちを強く持って、相手と向き合うことが一番大事なことです。作法に自信がなくても、心がこもっていれば、それは必ず伝わります。
布施弥七京染店は、着物を通じて、そんな「心のある暮らし」をご一緒に考えていきたいと思っています。
こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店・専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。
最近は山形着物界屈指のyoutuberとしても有名な名物専務がおしらせします。

着物についてのハウツーや
着物初心者が知りたいコンテンツを
お届けしています。

うちの着物に対する取組姿勢を
改めてお伝えするために
こんな言葉を作りました
ついついたんすの着物が
寝たまんまになっていて
置物とかしてる方が
日本中の大半だと思います
そんなみなさんの着物を
起こしてあげて
ファッションに
シフトするのが
弊店のミッションです
#タンスのOKIMONOをファッションに
皆さんの面倒くさいを一手に引き受けるサブスクサービス「きものの貸金庫」
“きものを着る・楽しむ”についてまわる“手入れと手間を専門店としてお引き受け”することで“きものを着る事”を格段に手軽に楽しんで頂ける様、この度【きものの着付・しみ抜き・保管を一括提供するサブスクサービス・きものの貸金庫】を開始します。

地域のきもの専門店として頂く声の中で、大切にしたい着物なのにしみ抜きや虫干し・好条件の保管まで手が回らないとの悩みが常態化する現代。いざ着用となると「過去のシミ・変色・カビ・縮み・たたみシワ」などの収納事故は珍しくありません。そしてきものの着付についても自分で出来る方は稀で、実際に着ようと思う気持ちが離れる昨今。ライフスタイルの変化できものの扱いが日常的な事でなくなりつつある今・着付しみ抜き保管がきものを着るハードルになっている今、お悩みの方々に専門店として何が出来るかを考えてみました。

いつでもきものを着用出来る適切な湿度による保管と定期的な虫干し、さらに着用前のたたみシワ伸ばしのアイロン掛け・着物の着付と着用後のしみぬきを提供し、ストレスフリーなきものライフを提供します。着用機会のある方はもちろんですが、想いで深い逸品を大切にしたい方、きものは着たいけどお手入れが面倒とお感じの方に新設した独自のサービスです。
こちらをお届けするのは、布施弥七京染店の専務です

布施弥七京染店
〒990-2495 山形市若葉町4-6 023-622-6317
布施弥七京染店フェイスブックページはコチラ
布施弥七京染店ツイッターはコチラから
布施弥七京染店インスタグラムはコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山形きもの記念日
ホームページはコチラ
投稿者について
最終投稿
- 2026年4月10日成人式GWまで開催するふりそでフェスタ!
- 2026年4月10日きもの記念日入学式の着物姿が1%未満!? 式典での着物文化の現状と未来
- 2026年4月9日きものであそぼ地域や、生地形状も多様化してる「お羽織事情!!」
- 2026年4月8日弥七的徒然着付のお手伝いをするアイテムです