タトウ紙の汚れって、実は結構やばいんです。

3月4月は、着物を着た方のご来店が非常に増えています。

最近は入卒&お呼ばれのフォーマルシーンで着物を着る方のお手入れご覧店が増えています。先月は着物のお手入れ月間にしてあるので、お持ち頂くお客様が多数おいででした。そんな中でたとうしが汚れている方が3割ほど。いづれも10年以上の時間の経ったたとうしでした。これって結構やばいので、改めて書いてみようと思います。

知ってました!?タトウ紙が原因で、きものにシミが付くことがある!

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

うちの店に染み抜きを持ってきてもらうお客様のうち、7割方はたとう紙に包んでおもちになります。環境としては非常に良い塩梅だと思いますが、お持ちいただくたとう紙に問題があることがあります。それはたとうしが汚れているということです。

着物をご用命いただいてご納品させていただく際は、着物専用のたとうしにお入れします。通常の方はこのたとうしのまま、タンスにしまわれます。着物を着る時もこのたとうしからだして、着物を着た後もこのたとうしの中に着物しまいます。これは非常に着物にとって良い環境です。

ですがここでひとつ大きな問題があります。たとうしも10年以上経過すれば、本来のたとうしの役割を終えます。

わかりやすい基準だとすれば、白い紙だったたとうしが、赤茶けてきたりしたら、たとう紙自体の交換のサインです。

このくらいの汚れだと、まだまだカワイイ方です

この赤茶けた部分が沢山あるたとうしをかまわず、そのまま着物を収納しておくと、たとう紙から着物に汚れが移る場合があります。一ヶ月や二ヶ月程度では、たとうしからの汚れが着物に侵食する事はないんですけど、10年スパンで物を見ると、ない話じゃないんです。

20年ぶりに開ける着物タンスから出てきたタトウ紙がえらいこっちゃw

これって、湿気の状態にもよるんですけど、高温多湿な環境だとすると、そういった些細な汚れも、着物を変色させる原因になる事があります。この写真くらいのタトウ紙になると、確実に着物へもカビや変色の影響を与えようとするんです。ご注意くださいね。

たとう紙にも、二種類ある 

大きくワケて、タトウ紙には和紙タイプと上質紙タイプがあります。
和紙タイプは、上等なタイプで、湿気の調節には素晴らしい効果があります。
一方で一般的なのが上質紙タイプ。着物のお手入れを出すと、大抵このたとう紙でやってきます。

和紙タイプ

上質紙タイプ

どちらのたとう紙でも、湿気を沢山含んでいるようであれば、タトウ紙の交換時期です。

虫干しの時が、たとうし汚れに対応するチャンス。

ちょうどこの時期は虫干しをするいいチャンス。せっかくタンスを開けて虫干しをする際には、着物が包んであるたとうしが汚れていないかを同時にチェックしてみましょう。たとうしがホウボウ汚れていたり、随分と湿っぽくなっていたら交換のサインです。たとうしは布施弥七京染店でも扱っていますので、遠慮なくお声がけください。

こちらをお届けするのは、布施弥七京染店の専務です

布施弥七京染店
〒990-2495 山形市若葉町4-6 023-622-6317

布施弥七京染店フェイスブックページはコチラ
布施弥七京染店ツイッターはコチラから

布施弥七京染店インスタグラムはコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山形きもの記念日
ホームページはコチラから
着ものがたり
ホームページはこちらから

きものクリニックホームページはコチラから

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
専務 布施 将英の
個人のフェイスブックページはコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です