東北の冬文化の象徴「こぎん刺し」の逸品です

今日は素晴らしい逸品を紹介

伝統的な手の技というのは。
どんどん減少傾向にありますね。
山形だけでなく、日本全体で伝統的な手間の技が
どんどんと無くなっていく時代です。
そんな中で、素晴らしい手の技をご紹介します☆

今回は、こぎん刺しの逸品です

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

今回ご覧いただいたのは、逸品中の逸品です
こぎん刺しの上っ張り☆すごいわ〜〜。

そもそもこぎん刺しとは何?


初めて見た人も多いかもしれませんので、こぎん刺しって何!?って話ですよね〜〜。全く同感です。一般的にこぎん刺しとはこういう事です

こぎん刺し(こぎん刺し)とは
弘前に伝わる刺し子の技法の一つである。 津軽地方では、野良着の事をこぎん(小布、小巾とも)と呼んだためこの名前がついた。 一般に青い麻布に白い木綿糸で刺す。
他の刺し子との違いは縦の織り目に対して奇数の目を数えて刺すことである。

刺し子とは
日本に古くから伝わる伝統的な刺しゅうで、藍色の布に白い糸で線を描くように刺しゅうするものです。その素朴で美しい技法は、庶民が日々暮らしていく上で生活の知恵から編み出されました。 刺し子が生まれたのは16世紀初頭までさかのぼり、今から500年ほど前の時代です。全国各地にこの技法を施したものが見られるため、その発祥の地は定かではありませんが、特に東北地方に伝わる刺し子が広く知られています。

一般的にこういう定義です。

これらが日本三大刺し子と呼ばれます


そしてとっても有名なのは
青森県津軽の「こぎん刺し」
青森県南部の「南部菱刺し」
山形県庄内の「庄内刺し子」

刺し子は、今の日本代表サッカーチームにユニフォームにも使われているデザイン元ですもんね。ニュアンスが違うかもしれませんが、今のラグビーワールドカップユニフォームにも、日本の伝統柄がふんだんに使われてました。こういう傾向は、本当に嬉しいですね☆

そもそものルーツとしては、厳しい寒さを凌ぐために防寒、補強として、衣料に刺し子をしたことがその始まりと言われています。きっと、冬仕事で一針一針丁寧に刺した事でしょう。

こちらは、メイドイン山形の逸品。
しかも裏地には、ほんまもんの長井紬。
いや〜〜、これはお洒落だなぁ〜☆

すごい!素晴らしい!もう出来ない逸品ですね☆

昔の人って、本当にすごいと思います。
こういう手の技とか、手の仕事って
いまからどんどん減っていくんだろうなと
この仕事をして痛感しています

何か、こういった事に対して
歯止めだったり、追い風の要素だったりを
少しでも出せたらなぁと思う
地元の零細店舗でございました

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