山形の麺文化を支える老舗製麺所の名物専務が登場する玄フェッショナルです

「弥七のかわら版」人気のNHKインスパイア企画です

おかげさまでうちのかわら版は、100号を越えたニュースレターになっていますが、その人気企画の一つが、うちの会長が紹介する「山形旧町名紹介」。これは地元の歴史を細かく紹介する読み物で、おかげさまで広い世代の方に喜んでいただいています。そしてもう一つの人気企画がこちら!NHKの「プロフェッショナル」をインスパイアした、山形のトップランナーにインタビューするという「玄フェッショナル」。今回は山形でも有名な老舗製麺所の名物専務が登場しました。

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

酒井製麺所 酒井まさお専務さん

山形は食文化が豊かな地域。特に麺文化については各家庭に一家言持つほどの思い入れ。そんな山形の麺文化を支える老舗にお邪魔しました。

布施:まさおさん、この度はよろしくお願いします。

酒井製麺所専務 酒井昌夫さん(以下酒井):ふせさん、どうぞよろしくお願いします。

布施:では改めまして まさおさんの自己紹介をどうぞ。

酒井:昭和47年生まれ、布施専務とは同学年。山形南高校・横浜市立大学卒業です。家族は妻・二人の息子がおります。青春時代はサッカーに熱中、今は製麺に夢中です。

布施:酒井製麺さんを皆さんにご紹介下さい。

酒井:今から130年前に、敷地内を流れる山形五堰の一つ宮町堰の水力を利用し水車を回し「粉挽き業」を始めたのがはじまりで、そうめんやうどんに加工して商いをしていたそうです。そして今から80年前、先代社長の三代目、正一が戦後、満州より引き揚げてきた方より「中華麺」の作り方を教わりそれが大ヒット。山形ではうちが一番早かったと聞いてます。その当時の取引が土台となり現在では200軒超の地元のお蕎麦屋さんや食堂さんと商いをさせて頂いており業務用の生そば・生中華麺・麦切りを主力に、家庭用の生麺や乾麺なども製造・販売しておる業務用製麺卸工場です。

山形の老舗麺屋さんの歴史は、山形の堰の歴史と関係がある

布施:山形の麺文化を、根っこから支える老舗だと思いますが。

酒井:おかげさまで地域の飲食店さんに支えて頂き、永い間製麺業を営んでおります。山形市は古くからの製麺屋が多く、各所が得意分野を生かし、山形の麺文化を育んできた背景があります。弊社の場合は業務用筋に強く、お店の要望に沿った特注麺の比率が高く、生そばの種類は約20種類、中華麺は30種類以上にわたります。製品毎の配合レシピ、麺の太さ、量目など細かいノウハウはかなり持っていると自負しております。

布施:御社の強みが「多品種・少ロット」という事に、地域の麺文化を支える覚悟を感じますが。

酒井:創業当時の中華麺は「サッポロ麺」ワンアイテムだけでしたが、現在は店主さんが持つこだわりを形にするために、現社長である四代目、政輔が「多品種・少ロット」という方針を打ち出しました。経営という観点からは非常に手間とコストがかかりますが、地域のお客様に満足して頂くには、お店の要望に細かく対応していく事が必須。飲食店さんからの評判も良く、やりがいを感じています。

山形県外からの注文も多い

布施:さすが地域に愛されている名店ですね!酒井さんで今抱える課題は何ですか?

酒井:日本全国の業種業態問わずの共通課題だと思いますが、地方の人口構造からしても地元市場の縮小。地元消費だけでは先細りが予想されるため県外国外からの誘客や更なる販拡が課題に。また海外需要の事も視野に入れていくと設備面でHACCP等の衛生規格取得も当面の課題になってきております。

布施:今までの発想や取り組みも、十分将来性を感じますが。

酒井:山形は麺好きの県民性もあり、近年は3年連続「ラーメンの消費額日本一」にもなるなど、山形の麺文化は非常に歴史があり奥深く多岐にわたります。またお蕎麦屋さん方は進取の精神も高く「寒ざらしそば」「天保そば」など他県にはない山形独自のそば文化を築き上げてきました。また弊社ではいち早く「冷たい肉そば」や「冷しらーめん」など地域に根付いてきた麺を企画・商品化しており、「こんにゃくそば」「芋煮カレーうどん」など異業種交流から生まれたコラボ商品も数多くあります。特に「こんにゃくそば」は海外でも実績があり、まだまだ市場は未開発、伸びしろは大いにあると期待しております。

天保そばや、カレー芋煮うどんなどの課外活動も精力的

布施:色んな活動をされてて、オリジナル商品が多くて素晴らしいです。

酒井:おかげさまで地元の飲食店や消費者の皆さんが愛する麺文化を、「美味しい麺造り」を通してお手伝いしてきました。これからも地域の先輩諸兄からもお知恵を拝借し、山形の歴史や風土を併せ持つ商品作りや話題作りを通じ、今後の世代に味と文化を繋げてながら、酒井製麺所ならではの地域貢献をしていけるように精進したいと思っています。

布施:おすすめの商品と皆様へ一言。

酒井:「山形の麺は日本一!」と皆さんからも県外へ宣伝してもらえたら嬉しいです。また弊社直売店「めん工房さかい」では「朝打ちの限定生そば」や「季節の変わりそば」「話題のコラボ商品」なども販売しております。さらにこれから暖かくなる季節。香ばしい香りが評判の「そばソフトクリーム」も再開致します。ぜひ遊びがてら直売所へいらして下さい。

合資会社 酒井製麺所住所
山形県山形市緑町4丁目22−11
電話番号 023-641-4126

水車の時代より百三十年、めんひと筋に八十余年。歴史と伝統にはぐくまれたそば職人のたゆまぬ努力と技が、きれいな水とおいしい空気とに支えられて麺文化を繋いできました。直販所での販売はもちろん、地域のお蕎麦屋さんやラーメン屋さんへの製麺で、地域の麺文化をお手伝いする老舗企業です。

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布施弥七京染店
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投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

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