このかっこいい着物を見て「モノを作るという事は物語を作るという事」だと思った。

着物の飾り方(ディスプレイ)一つで、見え方も随分違ってくる

こちらの写真は随分とかっこいい写真ですよね。芸工大の卒業制作展で染織科の学生さんが自分で作った着物を飾った時の写真です。通常の衣桁掛けにかけるモノとは随分と印象が違いますよね。驚きの見せ方です。あかねちゃんという学生さんが作った、オリジナル柄のガチンコ草木染め。かっこいいね〜

こちらはあなたの素敵なきもの記念日をお手伝いする
布施弥七京染店の専務 布施 将英(@meibutsu_senmu)のブログです。

ふとこの写真を見返した時に感じた事があってね。ちょっと今日はそれについてブログ生地を書こうと思います。

モノを作るという事は物語を作るという事だと思った


こちらの着物をつくったのは、芸工大のあかねちゃん。大学二年生の時にご縁頂き、その頃からちょこちょこと遊びに来てくれてて。それで着物関係に興味を持ってくれたらしく、卒業制作が自分で作った着物になったそうです。僕としては、本当にすごいなぁ〜〜って、驚愕した次第でした。だってね、白生地以外は、全部自分でオリジナルで作ったっていうじゃない!白生地以外という事は

  1. 染めるための、型紙
  2. 染めるための、染料作り
  3. 染めの作業
  4. 染めた後の蒸し

工程としては、だい〜〜〜ぶはしょってますけども、これ全部、自分でやったっていうじゃないの!本当すごいなぁって思いました。京都の場合は、大抵作業工程一つずつが分業になっているのに、一人でやったって!本当すごいわ〜〜。

山形にある大学なので敷地が広くって、染料になる草木も紅花をはじめとしてそこで作ったようです。随分と根気とやる気が必要な卒業制作をやり遂げたあかねちゃん。素晴らしいよなぁ〜。
さて、この柄は、一体なんでしょう??作業工程一つずつにも、苦労と苦心が詰まっていますが、そもそもでこの顧問を作ろうと思った時点で、物語が始まっていたようです。

小紋の柄には、双子の名前が柄になって入っている。


この柄をよく見ると「あかね」ちゃんと「ももこ」ちゃんと、びっしりと書いてあります。実は自身が一卵性双生児のようで、卒業制作に挑む際に「二人の思い出として何か形に残せないかなぁ〜」というところから製作が始まっていたようです。

ただモノを見せてもらうよりも、その物語を聞かせてもらったほうが、よりモノを見る視点が変わってくると思った「代表的な作品」だったと、僕は思いました。

なんでもそうだけど、モノが生まれるには「背景」や「物語」があるわけです。今からの時代はその物語の部分がとっても大事になってきているよなぁって感じています。そして我々の仕事は「ストーリーテラー」という立場になってくるのだと認識しています。

====================
こちらは 山形で一番思い出に残る
きもの記念日をお届けするきもの専門店の
名物専務がお送りする、きものあれこれブログです
====================

布施弥七京染店
〒990-2495 山形市若葉町4-6 023-622-6317

布施弥七京染店インスタグラムはコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山形きもの記念日
ホームページはコチラから
きものクリニック
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
専務 布施 将英の
個人のフェイスブックページはコチラ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

投稿者について

名物専務
山形で江戸時代から続く着物専門店の名物専務こと布施 将英。
http://mag.kimonokinenbi.com/2018/06/11/611/
主に着物初心者や、着物を着てみたいけど一歩踏みでない方を後押しできるようなブログを書いています。ブログは2008年からスタートしており、合計4000記事超えで毎日更新中。ココ2年ほどは、ようやくまともな着物屋さんのブログになってきました。
趣味である音楽やDJ・は、!stアルバム好みの音故知新スタイル。また得意な筆ペンで書く「らくがきハガキ」は2011年より毎日投函継続中で、手書きチラシも仕事として制作を請け負っています。また読書も好きで、ビジネス書や偉人伝の他、司馬遼太郎先生フリーク。音楽同様に温故知新の1st好き。一番好きな司馬遼太郎先生の作品は「梟の城」。全般的に「心へ静かに日を灯す」司馬遼太郎先生の文章が好きです。
他にも温泉・スポーツ観戦・ゴルフ・お笑い・山形のラーメン・ハイキューに造詣が深い昭和47年生れで、布施弥七京染店のスポークスマンとして県内外にて活躍。Facebook・Instagram・Twitter・Youtubeも随時発信中で、お客様の美姿と健康と思い出作りをお手伝いします。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です